「耳掻きつきかんざし」

丸だまの話が続きますが
伝統的なかんざしには先に耳掻きがついています。
この耳掻きは本当に耳を掻くためにある訳じゃなくって
とある言い訳のためなのです。
それは江戸時代にたびたび出ていた贅沢禁止令へ対抗するため!
「これ?かんざしじゃないわよ。よく見てよ、耳掻きでしょ。」
と耳掻きで通すためにつけたのだそうです。
江戸の人って粋!
豪華にしちゃダメって言われたら
着物の裏地を派手にしたり
かんざしに耳掻きをつけたり。
一休さん(アニメのほう)みたいなとんちが好きな人がいっぱいいたのかしら...??
なんて思ってしまいます。

ちなみに、絶対に耳かけないよってくらい大きな耳掻き付きのかんざしもたくさんあります。
以上、今日のかんざしでした。
さてさて、かんざしの売り上げでワールドヴィジョンという団体を通じて支援している女の子がいます。
アジアの貧しい村の女の子で、ちょうど姪っ子と同じくらいの年。
その子から年に一回くる成長記録がきました。
だんだんと成長していく姿は楽しいですね。
絵も上手になってきました。

これからも元気ですくすく育っていってね。
ホント、粋ですね!
それにしてもかんざしって贅沢品なんだ・・・知らなかった。
わわ。レスが遅くなってしまってすみません。
(遅すぎですね。汗
江戸時代は変な政策がいろいろありますね。
(江戸の人から見たら今の方が変だったりして。)
今の人にピアスやネックレス禁止!って感じなのかな??と思っています。