2005年11月14日

おもひでぽろぽろ

小さい頃、高畑勲作品ってどうも好きになれなかったです。
蛍の墓にしろ、ぽんぽこにしろ。
が、友達が「おもひでぽろぽろ」を貸してくれたので久々に観てみました。

久々に見るとその絵の美しさに圧倒されました。
夕焼けや森、田んぼ…実際に目にしているように美しい。
宮崎アニメは心象風景を絵にしている感じがするけれど、
この作品は実際に目にした生活した風景が目の前に広がっている感じ。
でも、ごめんなさい。紅花へのこだわりがいまいちつかめませんでした。
見てて妙に匂いは思い出すのだけれど、実物をよく観察していないからか色への感動や共鳴が出来ませんでした。

あと、家族の描き方・間の取り方がいいなぁ。
宮崎作品の千と千尋の両親はそっけなくて冷たい感じがしたけど、
この作品の両親はそっけなくても「わたしにもあったあった」と思い当たる節があり笑ってしまった。
脚本は好きでないけど、演出は好きかも。

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゚・*:.。. .。.:*・゜
話が変わりますが以前出した岡本太郎賞 http://girlsinlove.seesaa.net/article/6612351.html

落ちました!

書類審査で落ちるのって悲しいです。実物見てよ!って負け犬の遠吠えをしてみたり。
受賞作品は2月から川崎岡本太郎美術館で展示されます。
チケットが落選通知と共に届いたので日本に帰っていたら観に行きたいなと思っています。
くそー。来年こそは!(めらめら

さて、毎週火曜日の絵の教室でアートエキシビションがあるようです。
つか、来週なのに何も描いていない…。(いつもどうり)
いや、出そうと思っていた絵があったんですけど
母にぼろくそにけなされまして、描き直そうかなと真っ白なキャンバスが部屋に置いて
…置いたままになっています。

友達から「描けた!1ヶ月もかかったよ。」というメールもきてちょっとプレッシャー。
やばい…早く描かなくては…。描き始めれば早いんだけど、エンジンかかるのが遅いんだよなぁ。。。
もっともっと絵を描きたいという気持ちと動かない体に苛立ちを覚えます。
posted by ダウ at 20:27| Comment(0) | TrackBack(0) |  こんなDVD観たよ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月29日

シンデレラマン

昨日は友達と一緒に映画に行ってきました。
IMGP1838.JPG
NZの映画館「ホイッツ」
最初、「ホイトス」と読んでいました。違った。

お店の名前をよく読み間違えます。
「ウィットコウルズ」(本屋)を「ウィルコッツ」(謎)とか。

たまに間違えようのないお店の名前もありますが、
それがお店の名前なのか不安になる名前もあります。
それは、「CD&DVD store」
そのまんまじゃないか。
率直過ぎて、ちょっとした潔さも感じます。


さてさて、今回は「シンデレラマン」を観ました。

あらすじは

“シンデレラマン”と呼ばれた男がいた──。
 アメリカが希望を失った時代に、
どん底の生活から一夜にして栄光をつかんだ伝説のボクサー、ジム・ブラドック。
彼の姿は絶望のふちに立つ多くの人々に“希望”という言葉を思い出させた。
しかし、国民的なヒーローとして崇められることなど、
ジムにとって大きな意味はなかった。
彼は、一度たりとも勝利や名誉を求めたことはなく、
ただ愛する家族を守りたいがために、命をかけて戦ったから。
それだけが、妻と3人の子供たちとつつましく暮らしていくための唯一の手段だった…。



ボクシングシーンはスゴイ迫力!
ドキドキして本当に手に汗握る感じです。
おとぎ話のシンデレラは魔法使いに助けられたけど、
ジムには妻のメイや子供、マネージャーのジョーなど
いろんな人の助け(もちろん勝利の祈りをささげた観客達も)があって
復活できたんだなぁ…とジーンときてしまいました。


シンデレラマン オフィシャルサイト
http://www.movies.co.jp/cinderellaman/


あ、今日から旅に出ます。
posted by ダウ at 05:19| Comment(2) | TrackBack(1) |  こんなDVD観たよ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月27日

HAWKING

ヤバイ。何もする気が起きず1週間が終わりそうです。
メールも恐ろしいほど溜まりそうな勢いです。ぎゃー。

でも、今週末は私の両親が来るので旅行の予定です。
充実した週末になりそう。


さてさて、今日は久々にDVDを観ました。
お風呂でのんびり見たんだけど、
そんな風に観るDVDではなかったなぁ。。。。

ぼーっと観てたら終わってしまった。
わくわくする事はわくわくしたけど、
物理をまったく知らない人に楽しめるのか疑問な映画。うーん。
まあ、タイトルからして知らない人は手にとらない感じがするのでいいのかな。
観終わった後、物理がまたしたくなりました。
暇だし何かやろうかな。
posted by ダウ at 09:54| Comment(4) | TrackBack(0) |  こんなDVD観たよ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月19日

チャーリーとチョコレート工場


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ジョニー・デップの映画「チャーリーとチョコレート工場」を
夫と一緒に観に行きました!!

初めて読んだ洋書がロアルド・ダールのCharlie and the Cocolate Factory
iconだったので
なんだかうれしくなっちゃいました。
うーん。懐かしい♪
慣れない洋書で、しかも奇想天外なお話だったので
??????
!!!!!
?????…!
な感じでした(汗
でも、面白かったですよ。

チョコ大好きです。
読んでいる時も食べたくなりました。
今日も朝からバリバリ食べてしまい、ヤバイです。
NZのチョコも美味しいです。
アーモンドがごろごろ入っている大きい板チョコが1日でなくなってしまいました。
IMGP1773.JPGこんなに大きいんです



さてさて、映画のストーリーは
゚・*:.。. .。.:*・゜
チャーリーが住んでいる町に、チョコレート工場がある。
世界一広大で、世界一有名なワンカの工場。
働く人たちの姿をだれも見たことがない、ナゾの工場!
そこへ、五人の子供たちが招待されることになった。
招待状の入ったチョコレートは、世界にたったの五枚。
大騒ぎになったけれど、チャーリーには望みがない。
貧しいチャーリーがチョコレートを口にするのは、
一年に一度、誕生日に、一枚だけなのだから…。
゚・*:.。. .。.:*・゜

ジョニー・デップはワンカの工場長役です。
真っ白な肌にすみれ色の瞳…そして、イカレタ演技。
パイレーツオブカリビアンの海賊も素敵でしたが、
今回もかなりキテます。
(今、パイレーツオブカリビアンの続編を撮ってるらしいですね)

もう一つ、かなりキテるのがウンパ・ルンパ
同じ顔の小人が無表情にコミカルに踊る姿は最高です!

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オリジナル・サウンドトラック
icon買いたくなりました。
前列の席に座っていたNZのお母さんはラストの音楽で踊ってました。
すげー…ちゃんと振り付け覚えてる…。
でも、それくらいノリが良くって楽しい音楽です。


映画については、ブログ「カノンな日々」のカノンさんが詳しいや。
http://blog.livedoor.jp/baron_na8c/archives/50069471.html
へぇ〜


ちなみに原作本は「チョコレート工場の秘密」

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チョコレート工場の秘密
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posted by ダウ at 20:05| Comment(6) | TrackBack(1) |  こんなDVD観たよ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月27日

The roseとHanabi

今週はThe RoseとHanabiを観ました。

The Rose
ロックシンガーのローズが麻薬と酒と男にボロボロにされながらも
ステージでエネルギッシュに歌い続けるお話。

ローズの歌う姿がかっこよかったです。
ロックってカッコいい!と思わされました。
それにしても、アメリカ音楽と薬は結びつきが深いですね。
C4で古いプロモーションビデオを観てると
現在は薬のせいで死んでしまっている人が出てます。
ラッパーだったら、撃たれて死ぬ人が多いようだけど。


Hanabi
北野武監督作品のあのHanabiです。
本屋さんで安く売っていたので「7人の侍」と共に買いました。
なぜかNZで日本の作品。
英語の字幕をつけて観てます。
やっぱり武の作品はカッコいいなぁ…と改めて思いました。
とても静かな空間が広がってて独特の世界観。

昔、スーパージョッキーで弟子に「殿は売れない映画作りが趣味!」と言われていたけど
それでもこつこつ作り続けて金獅子賞をとった監督の熱意は憧れです。
人間簡単に諦めたらいけないんだ。
くじけそうな時に何度も観る映画になりそうです。

もっと詳しい HANA-BI の説明へ(7&Yに行きます)
icon



テレビではプライベート・ライアン
iconをしてました。
戦争描写が生々しいです。真っ赤に染まった海が怖い。
一人を助けるために何人も犠牲になっていいのかそれで!?と思ってしまったのですが…。


DVDが家にいながらレンタルできます!
ネットで注文、家の郵便ポストに届きます。
返却は街の郵便ポストに入れるだけ。

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2005年09月17日

CATWOMAN

今週はキャットウーマンをみました。
日本で映画が公開されたとき酷評されてましたが
ちょっと気になってたもので。

キャットウーマンの姿はセクシーですが、
話の内容としてはやっぱりなんだかなぁ…といった感じです。
たまに「なんでやねん。」とツッコミを入れながらみてました。


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2005年09月11日

TORQUEとジャッキーチェン

毎週恒例(?)の図書館で借りるDVD!
今週は「TORQUE」を借りました。

バイクで走り屋とギャングが走り回り、暴れまわります。
一人ギャングの仲間が死んでしまいFBIも追いかけっこに加わるのですが
その時点からなんだかむちゃくちゃな展開になってきます(汗

すみません。途中からどうでも良くなってきて適当に見てたのでよく理解できていないです。
とりあえず、キャラクターや見せ場って、インパクトが強いだけでは駄目なんだなーと思った作品。
ギャグにしようとしたところが全然笑えない。中途半端。
むしろ、真面目にしたつもりのラストシーンの方が笑える。やりすぎ。


あと、テレビでジャッキーチェンの映画が放送されていたので観ました。
「The tuxedo」

テレビガイドの解説を見たら★が二つと厳しい評価。
でも、アクションシーンはさすがジャッキー!かっこいいよ!
内容はともかく、笑いもあり面白かったかも。



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2005年09月03日

今週の2本

毎週、1〜2本DVDを図書館でレンタルして観ています。
ということで、せっかくなのでブログにつけてみようと思い立ちました。

最近、はずればかりひいてしまいます。
はずれといっても「つまらなかった」ではなく「傷だらけ」。
今日観たダンスのDVDは微妙に忍者みたいに動いてました(汗

さて、今日観たDVDは

・The killing fields
・Save the last dance



・The killing fields
カンボジアのポル・ポト政権時代のお話です。
今回、観るにあたって夫にカンボジアの歴史をレクチャーしてもらいました。
ポル・ポトのしたことに強い衝撃。
よくテレビで「ポル・ポト」という言葉は耳にしていたけど、
正直よく分かっていませんでした。アホですみません。
ほんの三十数年前に本当にあった、理解を超える政策と大量虐殺。
それまで「知的階層を殺した」という言葉だけではあまりイメージが湧かなかったのですが、
その国にいた教師、僧侶、医師、技術者だけでなく
英語を話せるというだけでも殺し、
そして、留学している人たちまでも嘘をついて呼び寄せ虐殺する徹底ぶり。

カンボジアに3年前まで住んでいた(夫の)姉の話では、
知識層がいなくなってしまったために
今でも自分の国が世界地図のどこに位置するか分からない人もいるそうです。

DVDでのためらいもなく、気に入らない人を撃ち殺すクメール・ルージュの兵隊たち。怖かったです。
三十数年前なら、その人たちは生きているんだよね??

「ハノイの犬、バンコクの象、ガンガーの火」小林紀晴という本に
「実際に人を殺したことのある人と商売をしているんだ」といった内容のことをいうベトナム出張のサラリーマンが出てきますが、
世界にはそんな国がいっぱいなんだな…というか、日本が特別なんだなあと最近よく思います。
国が「日本」という一つの国でずっといたこと。
「日本人」という一つの民族が国の大半を占め、皆が「日本語」を話すこと。
当たり前だと思っていたことが、かなり特殊だったんだとNZにきて実感しています。


アメリカやフランスやその他の国々が自国の利益のために他の国を操って起こってしまった最悪の事態。
あれ?何だか今もアメリカって似たようなことしてない??
情けなくって悲しくなってしまう。何が正しくて何が間違っているのだろう。

実物の人物プラン役のハイン・S・ニョールは実際にポル・ポト政権下に強制労働を4年間させられていたそうです(このとき、クメール・ルージュによって右小指の半分を切断)。
実際にプラン以上の経験をしていたハインの演技は迫力。ひき込まれました。
96年にアメリカで強盗に襲われ亡くなってしまったそうです。これも悲しい…。



・Save the last dance
こちらはラブストーリー。
バレエを習っている女の子が母親を事故で亡くし、離婚していた父親が住むスラム街に引越し。
そこで知り合った黒人の男の子にダンスを教えてもらうことに。。。

最近、家で映画を観ていると自分がうるさいです。
「あぶなーい!」とか「うわーー!」とか騒いでしまう。
今日はクラブのシーンで踊ったりしてました。確実にインド映画では踊ると思います。

ロマンチックなシーンあり、スラムって怖いなと思うシーンあり、ちょっと考えさせられたり
面白い映画でした。
最初のバレエのシーンは思わず「なんじゃこりゃ?」と言ってしまったけど
最後のバレエのシーンはすごいです。(どっちに凄いかは見てのお楽しみ)
ちょっとローザンヌ国際バレエコンクールの解説者ベッシー先生の人に見てもらいたいです。


「The killing fields」はDVD買ってもう一度観ようと思ってます。
「Save the last dance」は安売りしてたら買いたいな。
posted by ダウ at 22:33| Comment(4) | TrackBack(0) |  こんなDVD観たよ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする